読書の効能
無意識だけど、
疲れているんだなー、と思う。
いや、眠いのは毎日のことだし、基本的に体力はあるので、だるいとか、
体が重いとか、そういうのは、ない。
ただ、精神的に疲れているんだなー、と思う。
なぜそう思うかというと、本が読みたくなったから。
これまでのゆいまじんの社会人生活の傾向から、無性に本が読みたくなるときは
大抵忙しくて、ストレスフルな仕事がたまっているときだ。
心身共に元気な時は、理解できるできないに関わらず、通勤時間は常にイタリア語の
文章に触れている。
でも、疲れているとどうも、しんどいのだ。
慣れない言語の文章構造を頭の中で瞬時に組立て、訳さないようにしつつ、
“型”で理解するようにする、という頭の使い方が。
そうして読みたくなるのが、日本語の活字。
それも、現実逃避ができるような内容、それでいて、完全なフィクションはそれは
それで疲れる。
・・・という ゆいまじんの気持ちが本屋に届いたのか、ふと立ち寄った本屋で
今のゆいまじんの気分にピッタリの本を見つけた。![]()
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なんでもイタリアで40万部のベストセラーらしい。
ローマ帝国1千年の興亡史を扱う書物は数多くあれど、これは、ローマ帝国の最盛期、
紀元100年頃、トライヤヌス帝の時代の、ある裕福な一貴族のある日(火曜日)の
日の出から日没までを詳細に追った内容である。
裕福な一貴族の生活が中心であるのは、おそらく、庶民では文献が残っていない
ためだろう。
現代ほど正確な時間はなかったようだが、ローマ人も昼と夜、それぞれ12時間ずつ
という概念はあったようだ。
その1日の生活を追いながら、事細かな日常生活の描写は、現実逃避しちゃいたい
ゆいまじんの想像力をかきたてる。
2000年前にも洗濯用の漂白剤(法?)があったなんて驚きだ。
硫黄を燃やし、その煙の上に洗濯物を干すと真っ白になる・・・
ゆいまじんの頭はすっかり2000年前のローマ。
読書にはこんな効能もあるんですね。
ちなみに、訳者は、ゆいまじんが応募した、絵本の翻訳コンクールの審査員。
お手並み拝見といきましょう・・・
なんてね~![]()
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